かにおこわ

おこわはもち米を蒸した料理です。御強と書き、元々は強飯(こわめし)を表します。この「こわい」という意味は「怖い」ではなく、堅いという意味で使用されています。
おこわは知らなくてもお赤飯は知っていると思います。この二つの違いと言えば、お赤飯はもち米に小豆などを混ぜて蒸し上げますが、おこわはもち米を蒸し上げたご飯であり、お赤飯はおこわの一種という事になります。以前はおこわとお赤飯は別のものだと区別していましたが、最近はお赤飯もおこわと呼ぶ事もあります。

かにおこわのもう一つの主役がおこわの部分にあたる「北海道産米」です。北海道のお米はこだわりがあり美味しくて大変魅力的です。一昔前迄は新潟県や東北地方のお米程のメジャー感はなかったものの、品種改良や栽培技術、そして選別や貯蔵の技術が進むと共にブランド米として名が知れていきました。今ではインパクトがあり、個性をしっかりと持った北海道米はメディアをはじめ、様々なジャンルからも注目されているお米です。
北海道のもち米はやわらかさ長持ちが取り柄で、おこわだけでなく、和菓子等でも全国で活躍しています。品質面でも、うるち米の混入を防ぐ為に、団地生産を徹底し、純度の高いもち米を安定して生産しています。