北海海鮮セットA (秋鮭 ほたて いくら)

【秋鮭】
秋鮭はその名前の通り、秋の味覚の1つで、秋鮭だけでなく「秋味」とも呼ばれる、秋を代表する食材でもあります。正式名称としては「白鮭」と呼ばれ、秋から冬にかけて漁獲される鮭です。
秋鮭の定義としては、日本の川で産まれた鮭が外洋を2年～8年程旅しながら成長し、産卵の時期に故郷の川に戻ります。そうした鮭を一般的に秋鮭と呼びます。
特徴として、体長が約80センチ前後で赤身の色は薄く、様々なジャンルの料理に優れています。秋鮭を使った「石狩鍋」や「鮭のちゃんちゃん焼き」は北海道の郷土料理としても有名です。
また、秋になる前の春先から夏に時期を間違えて北海道に戻ってくる鮭もいて、その鮭は秋鮭と呼ばずに「ときしらず」と呼びます。

【いくら】
ご存知のようにイクラは鮭の卵です。サケから卵を取り出した状態のものはまだイクラとは呼ばず、筋子と呼ばれる魚卵です。イクラに加工するには、この筋子が新鮮でないといけません。
作り方としては、筋子をほぐし、ほぐした卵を味付けするのですが、お好みでお醤油だったり、お塩だったりと好きな味付け方法が楽しめます。筋子をほぐして味をつけるまでは大変な手間がかかり、とても大変な作業です。味付けするのもすぐに味がつきませんので、一晩寝かせて様子を見ながら味の調整をする等、時間もかかります。だからこそ出来上がりは美味しく、どうしても食べたくなるのがイクラなのです。
1粒1粒が心地の良い歯応えで、口の中でとろける様なまろやかな味はまさに北の海を代表する食材です。