ゆり根2Lサイズ5kg

生産の95%以上が北海道産の『ゆり根』です。食卓に並ぶまで約6年程もの歳月がかかる野菜で、北海道の冬には欠かす事の出来ない食材の1つです！

ホクホクした美味しさで、色々なお料理に合わせやすいです。良く利用される代表的なものでは茶碗蒸しがあり、ホクホク食感はゆり根ならではの味わいを感じられます。

国産の95%以上が北海道産の「ゆり根」は、北海道では冬やお正月の食材としてよく食べられますが、全国的にみると知名度は高くはありません。
このゆり根の栽培には時間がとてもかかります。種球から始めると、畑に植え付けするまでに3年かかり、畑に植えてからも3年と、6年もの年月を必要とします。
北海道では霜が降りる10月頃から12月頃が出荷のピークを迎え、お正月用のお料理に使われます。

カリウム、鉄、リン、カルシウムなどが含まれていますが、良質のたんぱく質が多く、じゃがいもの2倍。良質のでんぷんを含んでおり、加熱してもビタミンCの損失が少ないことも特徴です。グルコマンナンと呼ばれる食物繊維が豊富で、便秘や整腸、古来から薬膳料理の食材としても利用されてきました。
ユリ根は、デンプン質を豊富に含んでいることもあり、グラタンやユリ根ご飯、バター炒め、茶碗蒸し、サラダ、スープなどのほか、天ぷらにすると、とても美味しい食材です。

ゆり根のお召し上がり方

・周りについているおがくずを水で優しく洗います。
・洗い終えたら外側の鱗片から1まいずつ剥がします。剥がしている時に、鱗片の茶色い部分は削り取り、綺麗な白い部分だけ使用すると料理の出来上がりが綺麗です。
・茹でる場合は塩を少々加えて、沸騰しているお湯の中に泳ぐように茹でます。均等に茹であげるには、大きい鱗片から茹でていくと良いです。
※ゆり根は火の通りが早いので茹ですぎに注意です。茹ですぎるとホクホクの食感がなくなってしまいます。

ゆり根は豊富なビタミン・ミネラル類を備えた野菜です。中でもカリウムは野菜の中でもトップクラスの含有量だと言われています。旬は11月〜2月頃で、収穫直後に食べるよりも少し期間をおいて食べると甘さがまして美味しいです。

■ゆり根の保存方法
・洗わずにおがくずに埋めたまま冷蔵しておくと約1か月程、鮮度を保つ事が出来ます。(冷蔵庫を頻繁に開け閉めする場合はもう少し短い期間になります。)
※おがくずが無い場合は、湿らせた新聞紙で代用する事ができます。
・ゆり根を洗ってしまった場合は冷蔵保管し、1週間以内で使用するようにしてください。
・冷凍保存する場合は、鱗片を剥がし、蒸してラッピングする事で冷凍での保存が可能です。

手間暇かけて大事に育て上げられた「ゆり根」は、栄養価が高く、ホクホクでもっちりとした食感と栗の様な優しい甘味が美味し「ゆりね」です。御世話になった方への贈り物やギフトにも御使用いただけます。